女・前向いて行こうぜ!女前塾
おはようございます。
?「女・前向いて行こうぜ!」
?女前仕立て人、池田真須美です。
「失敗したと思ったときは、次に打つ最善の手は何かを考えなさい。」
と父は言います。
二十代と三十代後半ではどこが違うのか。
大山氏曰く、
「将棋は百手先ぐらいまでは読むが、ときどき悪い手をさしてしまうことがある。悪い手を指した後は頭に血がのぼり、やることなすこと全部悪いほうに感じてしまう。そういう気分で次の手を指すと、悪手が悪手を呼び、ますます悪くなる。えいくそ!と思っているうちに負けてしまっていたということが多かった。」
ところが三十代後半になってからは、悪い手を指した後に、待ち時間があるときにはちょっと席を外して、庭で深呼吸する。
時間がとれないときは、そのまま眼をつぶって気分転換する。
そうすると、新しい目で盤面を見ることができるようになったそうです。
プロの将棋はアマのように、「ちょっと待ってくれ。」はありません。
打ってしまった手は、もうどうしようもない。
その局面は変わらないんです。
それなら、その局面において最善の手は何かということを考える以外にないのです。
<その局面で最善の手は何か。>
そう常に考え続けるようになったことが、大山康晴氏に将棋の勝ちをもたらしたのかも知れませんね。
今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
笑顔溢れる1日をお過ごしくださいね。
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